

どんどるま
- 2022年2月25日
石窯の土台完成
前々回のブログでは、石窯解体の様子をお伝えしています。 その後、内部に埋められていた土をすべて取り除き、土台の構造を少し変えるために、左側と前側のブロックを取りました。今回の石窯の土台の部分には、薪を収納できるようにしたいと思います。 土台の床をセメントで平らに整えます。 左側のブロックが積まれました。 石窯の後ろは、母屋の壁になります。前回の石窯は開口部が厨房の中にあったので、前の石窯を使わなくなった時点で、応急的にふさいでいました。 ちょうど、近所で造作している知り合いの大工さんが、余った使い端をくれたので、外側に貼る石膏ボードも買わずに済みました。 剥き出しだった壁ですが、漆喰の壁できれいにふさがれました。 次は、石窯上部の床面に取り掛かります。 江戸時代創業だった宅野で唯一のお醤油さんが、ご主人が亡くなられ、廃業されましたが、その醬油蔵の解体中に出た鉄骨を再利用させてもらいます。 鉄骨の上にブロックをのせ、床を作っていきます。 ブロック部分が終わりました。 一番手前の部分は、高さの調節のためにレンガを使用します。 よく見える部分なので、見


どんどるま
- 2022年2月24日
〖4/10 コンサート開催のお知らせ〗
昨年11月に行った大塚さんのライブが縁で、4月初旬にコンサートを開催できることになりました。 地元の方はご存じの方が多いのではないかな~と思います。 今回のコンサートを企画、演奏してくださるのは、 大田市の診療所で医師をされている長坂先生とピアノの先生をされていたれいこさんご夫妻のユニットです。 これまで、施設や保育園などの各地で、健康をテーマにオリジナル曲で500回以上もライブをされてきたらしいので、 経験豊富なおふたりが生み出す楽しいコンサートになるのではと想像しています。 昨年11月に、宅野の『チーナカ豆』で行った大塚さんのライブを見に来られた長坂先生が、自分もここで演奏してみたいと思ってくださったのが始まりです。 今回のコンサートの会場は宅野の『チーナカ豆』になります。 現在は主に、ゲストハウス・宿として運営しております。 お間違えないよう、ご注意ください。 チケットの販売も行っております。ご興味のある方はぜひぜひお早めにご連絡ください! また当日は、開演前の“もぐもぐタイム”を設定しています。 数量限定で焼き菓子の販売を行いますので、ワ


どんどるま
- 2022年2月21日
石窯の土台解体
宅野の『チーナカ豆』でカフェ営業をしていたときも、石窯でピザを提供していました。 そのときの石窯はかまぼこ型で作ったものでしたが、琴が浜のお店の石窯をドーム型で作ったところ、その方が熱効率がいいことが実感できたので、宅野の石窯を作り変えたいなと思っていました。 そして宅野の石窯を3年前に解体し、土台を残した状態になっています。 この冬の間に、土台を含めて石窯を作り直す予定です。 昨日は、雪が吹きすさぶ寒い中でしたが、外作業が進みました。 母屋の裏側、石窯があった場所です。 土台のブロックが解体されていきます。 ブロックの内部は土を使って埋めていました。 その土を取り除いていきます。 解体時のセメントの残骸は、雨が降ったときに足場が悪い箇所に敷き詰め、土を掛けて埋め込んで再利用。 また、細かく砕いて、駐車場のぬかるむところにも敷き詰めて再利用します。 宅野でもまた石窯が使えるようになれば、サンドイッチ用のパンを焼くのが楽になるし、琴が浜のお店が休みの間の営業や、宿泊のお客さんが利用できたりなどにつながったりと、できることの可能性が増えるので、 他に


どんどるま
- 2022年2月19日
炊事場に取り掛かる。
前回の続きの井戸の壁際の棚ですが、 あっという間に出来上がり、大鍋が収納されました。 (ブログが追い付いついてない…) さてさて、この奥の土間の最後に取り掛かるのが、下の画像の、昔の炊事場の部分です。 ものが雑多に置かれていて分かりにくいですが、タイル仕上げのレトロかわいい炊事場です。 しかしながら、出窓の棚板が虫食いでボロボロ、窓枠もボロボロ、むりやりはめたらしい網戸は高さが全く足りていなく、その間を埋めるために厚紙をあてている、という状態だったりします。 この炊事場をきれいにして、宿泊のお客さんが使えるようにしたいので、 今の形をうまく残しながら、傷んでいるところを補修したいと思います。 上の画像の右側、画像には入っていないのですが、横に、深さのあるシンクが作られています。 下の画像がそれです。 水を溜められるようになっていて、下の方から排水もできます。 何のために使っていたんだろう? 食器を水に漬けたり、大根なんかの長い野菜を洗ったり?あるいは洗濯物? 実際にどう使われていたのかご存じの方はぜひ教えてください! このシンクにも、レトロな蛇口


どんどるま
- 2022年2月17日
古井戸の蓋
ブログでご報告している、昔の台所から染の体験場所への改装ですが、次に取り掛かっているのが、古井戸の部分です。 これまでに掲載した画像の反対側の方から撮った以下の画像では、冷蔵庫の左側が古井戸になります。 古井戸と言っても、現在も水が在るので使えなくはない井戸です。 ただし、水質の問題があるので、日常ではほとんど使っていません。 とは言え、災害のことも考えると、水道以外に水が確保できる状態にしておきたいので、完全に閉じることはせず、かつ、井戸の上部の空間がもったいないので、棚を作ることにしました。 仕込みに使う大鍋なんかを収納できそうです。 新しい井戸の蓋ができました。 ちなみに、蓋の裏側は防水加工のために塗料を塗っています。 ここだけちょっとファンキーな感じ。 次は壁際の棚作りですね。 外では、蔵の横にある梅の木が花盛りです。 灰色の寒空の元、裏庭で唯一咲いているこの梅の花が楽しませてくれています。


どんどるま
- 2022年2月14日
染めの工房
前回のブログでは、コンクリートの下地に取り掛かっているところでしたが、 ここ数日でどんどんと進みました。 コンクリートを打ち付けて、 灰色の土壁を漆喰で塗ることにしました。 おかげで、明るくなります。 この奥の土間の天井は、竹木舞を見ることできます。 漆喰塗りの後は、染の道具を収納する棚に取り掛かっています。 もともとあった戸棚を組み合わせ、廃材を利用して作りました。 染める生地を一組の張木に挟んで引っ張り、更に竹で作られた伸子針で生地の弛みを取り 中空に浮かせた状態で染色する技法ですが、その張木を収納する場所もできました。 棚には、仕舞い込まれていたダンボール箱から取り出された、染めの道具が置かれていきます。 そして、張木をかける棒には、手持ちの足場用単管を利用することにしました。 張木を掛けられる状態になりました。 部屋全体を整えるにはまだ時間がかかりますが、着々と進行中です!


どんどるま
- 2022年2月7日
土間の天井の改修工事が終わりました。
先々週末から始めた土間の改修工事、平日はひとりでコツコツと少しずつ進め、 土日は二人体制で取り組みました。 土曜日の始まりの段階で半分くらい終わっていたのを、二日かけて完成に持っていきます。 足場があるとは言っても、下はコンクリートの高い場所なので、見ていると緊張します。 無事に終了して、ほっとしました。 以前は、見上げれば真っ暗な天井で、梁がよく見えなかったのですが、 ボードを貼ったおかげで、天井は明るく、梁がよく見えるようになりました。 10年以上住んでいますが、入り組んだ梁の様子を初めてクリアに見て、驚いています。 いわゆる、ザ・古民家という感じでないのも、『チーナカ豆』の雰囲気に合う気がして気に入りました。 この空間でいろいろできそうな感じがしてきて楽しい気持ちになります。


どんどるま
- 2022年2月1日
薪ストーブのある土間の天井
前回の記事でお伝えした奥の土間ですが、着々とセメント打ちが終了し、 染の体験ができるスペースが広がりました。 次は、実際に使えるように、いろいろと整えていかなければなりません。 体験の場として機能するのは、琴ヶ浜のお店の今シーズンの営業が終わった秋頃からかなと思います。 そして今は、表側の、薪ストーブのある土間の天井部分の工事に取り掛かっています。 宅野の『チーナカ豆』の建物は、昔ながらの土ののった屋根なのですが、 実は、その土が長年潮風にさらされて風化し、パウダー状になってしまっています。 そうすると、強風が吹いたときには、隙間からぱらぱらぱらぱらと粉雪のごとく土が降ってきて、 多いところでは白く積もってしまうくらいの状態です(海が近いので、しばしば強風吹きます) いっそ屋根替えでもできたら…と思いますが、そんなお金もないので、 とりあえず、裏から閉じることにしました。 今は材木が高騰しているので、いろいろ考えた結果、石膏ボードを貼ることに。 まずは、足場を組んで…ですが、 足場を組むのも大変ですね。足場屋さんがあるくらいですもんね。 今回は助