

どんどるま
- 2022年1月27日
奥の土間の改装が始まりました。
宅野の『チーナカ豆』(takuno guesthouse)には3つの土間部分があり、 玄関を入ったところの薪ストーブのある部屋、 その向こうの現在の厨房、 そして一番奥にある、昔炊事場として使われていたところ、 という風に分かれています。 その、昔の炊事場のあった奥の土間は、今は物置と化していて、 日頃は物を取りに行くか通り道として使っているのですが、 ここを染色が体験できる場として活用できるよう整えることにしました。 『チーナカ豆』が提供できる体験プログラムのひとつとして 「染」をご用意したいと思っています。 奥の土間を整えるにあたり、まずは、生地を張る場所を確保するために、 段差をなくして、フラットな床に改修しなければなりません。 元からあった二坪ほどの床の部分は取り外して、コンクリートを打つことにしました。 床板を外します。 地面が剝き出しになったので、セメントを打つ前に、 瓦をたたいて砕き、敷き詰めていきます。 学校が休校中の子どもたちが手伝ってくれました。 あ!そう言えばこの光景、見たことがある! と思って、探してみたら、 そうそう、あ


どんどるま
- 2022年1月17日
「仁万の珪化木」に行ってみた。
けど、行き着くことができなかった。 (すみません!) のですが、折角なので紹介したいと思います。 島根県大田市には、波根町と仁摩町の2カ所に珪化木があり、実際に見に行くことができます。 近場に珪化木があると知りつつも、なかなか行く機会を持てなかったのですが、 寒さが緩み、山陰の冬空には珍しく太陽の光が降り注いだ週末に、 運動不足解消も兼ねて、行ってみたのでした。 そもそも珪化木とは、簡単に言えば「樹木化石」のことで、「地層中に埋没した樹木に珪酸を含む水(おもに温泉水)が浸透することで、樹木の成分がメノウやオパールといった珪酸の鉱物に置き換わることで形成されます」(「ooda web museum」http://sanbesan.web.fc2.com/shimane_geo/east_nima.html) というものだそうです。 仁万の珪化木は、1500~1800万年前、日本海が形成された新第三紀中新世に生じた火山活動によって樹木が火山灰の地層に取り込まれて形成されたようです。 いつも宅野から店のある馬路に行くのに、国道9号線ではなく、「やざこ坂


どんどるま
- 2022年1月5日
本年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。 今年はどんな年になるのかな。 昨年よりうれしいことが増える年になるといいですね。 毎年、しめ縄は手作りしています。 近所から稲わらを分けていただき、子どもと一緒に作ります。 縄を編み、ウラジロやユズリハを飾りたいところですが、 いつも、前もって用意できません。 わざわざ買うのはなんなので、採りに行こうと毎年思うのですが、 作るときになって思うので、年の暮れ、そんな時間がないわけです。 代わりに、庭にあるローリエの葉とオリーブの枝を付けました。 コロナで昨年はなかった獅子舞、今年は行うことができました。 400年続く宅野の伝統、子ども神楽です。 朝から昼頃まで宅野中の各家を回って、獅子舞を舞います。 1日では回り切れないので、3日かけて回ります。 正月三賀日、正月なのに朝寝坊ができない日が続くのですが、 小学生中学生の間は毎年の大事な仕事です。 中学生にもなると面倒くさがったりもします。 でも、おとなになったときに、いい思い出として残るんじゃないかな。 今年の天狗は息子の担当でした。