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奥の土間の改装が始まりました。

宅野の『チーナカ豆』(takuno guesthouse)には3つの土間部分があり、

玄関を入ったところの薪ストーブのある部屋、

その向こうの現在の厨房、

そして一番奥にある、昔炊事場として使われていたところ、

という風に分かれています。


その、昔の炊事場のあった奥の土間は、今は物置と化していて、

日頃は物を取りに行くか通り道として使っているのですが、

ここを染色が体験できる場として活用できるよう整えることにしました。

『チーナカ豆』が提供できる体験プログラムのひとつとして

「染」をご用意したいと思っています。




奥の土間を整えるにあたり、まずは、生地を張る場所を確保するために、

段差をなくして、フラットな床に改修しなければなりません。

元からあった二坪ほどの床の部分は取り外して、コンクリートを打つことにしました。


床板を外します。

地面が剝き出しになったので、セメントを打つ前に、

瓦をたたいて砕き、敷き詰めていきます。

学校が休校中の子どもたちが手伝ってくれました。


あ!そう言えばこの光景、見たことがある!

と思って、探してみたら、

そうそう、ありました。

5年前、蔵を削ったときの、基礎部分に取り掛かっているときです。

同じように、瓦を割っていました。

働き手としては5年前よりも頼もしくなったようです。

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