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『チーナカ豆』の火の温かみを込めた料理を作る際には、
石窯、薪ストーブ、燻煙、炭火などを使用しています。
中でも、なくてはならないのが、
人気のピザやサンドイッチ用のパンを焼く石窯で、
そんな石窯は店主が手作りしたものです。
これまで、3台の石窯を作ってきましたが、このページでは、
歴代の石窯をご紹介します。
1台目(一代目) 松江市八雲町平原
一代目を作った、八雲時代の『チーナカ豆』には、広い敷地があり、外に作りました。
一代目は、下段で薪を焚き、上段でパンやピザを焼く、二段窯方式を採用しています。
これは、追い焚きができ、温度管理がしやすいのではないかと考えたためです。
しかし結局、二段目を焚くことははほぼなく、一段目で火を焚き、
オキや灰を掻き出して、そこでピザやパンを焼いていました。
またその方法は、原始的な石窯と同じで、
そのやり方の方が美味しく焼けるような気がしました。
2台目(二代目) 大田市仁摩町宅野
二代目は、移転した古民家を店舗兼住居とする際に、その厨房内に作り上げた石窯です。
実は、一代目は外にあったために、焼くたびに、お店の中と外を行ったり来たり、
走り回る羽目になりました。しかも、雨、風、雪に関係なく。
これは、豆さんが焼きに走る姿が目に見えて、楽しんでもらえたかも?しれませんが、
非効率的でもありました。
というわけで、二代目は、厨房内で出し入れが出来るよう、焚き口を中に、
窯自体は外に突き出す形で作られました。
また、窯の温度を下げないよう、窯の周りを土で覆いました。
その土は、古民家を修繕する際に出た、壁や屋根の土を用いました。
そして二代目は、一代目を作った際の教訓から、最初から一段方式で作りました。
3台目(三代目) 大田市仁摩町馬路
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